あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

叢生栽培のススメ

周りに草を生やしながら作物を育てると、良いことがたくさんあります。

 (現在の畑の様子 畑の土は露出していません クリックで拡大)

それは、作物が自然の環境の中で育つこと、土の湿り具合が一定に保てること、益虫のすみかができて、害虫が出ても食べてくれること、などなど・・・。

農薬と化学肥料とF1種子を使って均一な作物を出荷する農家でないのならば、固定種・在来種をメインに持ってきて、雑草に目くじらを立てず、雑草をうまく利用して栽培するのがお勧めです。

自然に生える雑草以外に、エン麦・クローバー・ヘアリーベッチなどを蒔くと便利です。上の写真の様に畝間や株間に草が伸びてくると、作物が日陰になってしまいます。

そうなったら根本少し上で刈り取って、敷き藁代わりに作物の株元に敷いてやります。稲藁を用意しなくていいので、楽です。

草は根本が残してあるので、また負けじと伸びてきます。そしたらまた刈って同じ事を繰り返します。

人為的に雑草代わりの種を蒔くので、自然農とは言わないかもしれませんね。