あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

薪割りの季節、ファームは雪に埋もれ・・・

このところ、雪が続いて除雪車も先日と今日の2回出動。先日のは9時過ぎに来たので、それまで私も妻も仕事に出かけられず・・・。たまたまなんとかなる日だったので、事無きを得ました。すごい仕事が忙しい日にこんなことになったらどうしよう・・・。

ファームはすっかり雪で埋もれてしまいました。

セルフビルドした小屋にはつららがきれいに並んでいました。

こんな日は薪割りです!!小型エンジン除雪機で一輪車が通れるだけの道をかろうじて確保し、薪小屋から駐車場に3月に切った玉切りを運びます。

いま、愛用の斧は4本。それにくさびがわりのログマチック。

それぞれ形状や性質が違いますので使い分けています。右から和斧somaud、革命斧ヴィポキルヴェス、ログマチック、スウェーデンのグレンスフォシュ・ブルークス、メキシコのヘビーモウル。それぞれがお気に入りですが、特に気に入っているのはsomaud、面白いのはヴィポキルヴェスですね。

ヴィポキルヴェスはフィンランドにて15年の研究の末できたもので、ちょっと変わった形をしています。先がわずかにめり込むと、偏心により右に回転し割れ目を広げていくのです。ですから通常の斧のようにめり込んで割るのではありません。太い玉切りの場合は端から削っていく感じになりますので、大割の薪を作るのは難しいと思います。

いまとてもお気に入りなのは、この和斧「somaud」。高知で丹念に作られたものです。和斧は刀に近いイメージです。めり込んで広げるのではなく、切る、といった感じでしょうか。この斧を使うときは、精神を集中し無の気持ちで振り下ろします。武士の気分でしょうか・・・。

まずsomaudで二振り、3-4分割し、下の方はまだつながっていますので、

次に重量級ヘビーモウルの登場。重さ3.6キロ。頑丈なグラスファイバーのシャフト。

一振りで全てを破壊し、完了です。合計三振り。

今日は半日、薪割りに没頭しました。薪割りって楽しい。明日も今日と同じ予定。