あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

屋根付きウッドデッキ(小屋風)の製作~基礎工事

最近は穏やかな天気が続いていますね。先週は子供のインフルエンザをもらって、せっかく有給を取っていたのに、全部つぶれてしまいました・・・。休みを取っていた時でよかった、というべきなのかもしれませんが、無念さが残ります・・・。

さて、ファームハウスの横に農機をしまう、ウッドデッキの製作に入りました。大きさは3.6m×3.2m、内幅1.5mの土間を含みます。農機をしまうので、屋根付きです。横から雪が降りこんでこないように、壁付きです。それってウッドデッキというのか疑問ですが、ウッドデッキの作り方で設計しました。

まずは水盛り遣り方。

水糸を張って、絶対的な水平基準と、基礎の正しい位置が出ました。

水糸の交点下に穴を掘り、

砕石を敷いて、基礎となるフェンスブロックを置きました。

ぴったり水糸通りの位置と、水糸から全て同じ高さになっています。小屋ならば、基礎はこれだけでいいのですが、今回はウッドデッキですから、根太を支える束柱を置く基礎石が更に必要です。根太の間隔は600mm前後、束柱間は800mm程度としました。

その基礎石の高さと水平を簡単に取るため、今回は空モルタルを利用しました。まず少し掘って砕石を入れて突き固めて、

水を加えていない空モルタルをお山型にします。

基礎石を置いて、上から押さえながら高さを水平を調整します。

水糸からの高さOK、

水平OK、

簡単に設置完了。

横の隙間を土で埋めて終了です。さっきの空モルタルはどうするのだ、と言うかもしれませんが、下から上がってくる土の水分で固まります。キットハウスのグリーンベルではこの方法を紹介しています。

柱を建てるフェンスブロック9ヶ所、束柱を置く基礎石15ヶ所、設置完了し、遣り方を撤去して一安心です。まだ固まっていないのに子どもが乗ったりして、やめてくれよー!!

次は木材の加工です。骨組みは全てレッドシダー。木工ランドで全て注文し、家まで届きました。ウッドデッキといえばレッドシダーですが、近くのホームセンターで買うと木工ランドの倍くらいの値段になってしまいます。しかもホームセンターでは置いてあるレッドシダーの量が少ないので、材料全部は揃えることができません。週末に一気に作業を進めるつもりです。