あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

モンベル新作アストロドーム、実戦投入してみました・・・。

先日、自宅駐車場で試しに設営してみたモンベルアストロドーム、苦戦し設営時間1時間(!!)でしたが、いよいよキャンプ場で実際にたててみました。

場所は福井の恐竜の森近く、六呂師高原温泉キャンプグランド。24時間入れる無料温泉と焼きたてパンが売りです。

さてアストロドームは、まず地面に広げて3本の長いポールと1本の短いポールをさします。ジッパーは前回の失敗を踏まえて、大方開けておきました。幕体にクセがつけば閉めても設営できるはずです。でもポールはやっぱりところどころ引っかかって、差しこむのに手間取ります。

今回はポールにピンをさす順番を検討してみました。3本の長いポールのうち、一番上にある横向きのものを一番最初に両端ピンをさしてみました。すると・・・、うまい具合に円弧を描いて立ち上がる雰囲気十分です。

次に残りの2本を順にピンをさしてたちあげていくと・・・、

ストレス無く、うまく立ち上がりましたよ!!とすると、このピンをさす順番は説明書に番号が振ってある順ですね。そういうことですか・・・。そういうことならちゃんと記載して欲しいですね。

荷物も搬入して、完成しました!!設営時間を測りましたが、アストロドームだけで設営を始めてからペグを打つ前までで、15分~20分でした。ペグ打ちはムーンライトとの接続でもたもたしていたり、他の荷物を運んだりしながらだったので、結局設営完了まで1時間くらいかかりましたね。私と妻の二人で作業しましたが、実際の労働力は合計1.5人分くらいでしょう。アストロドーム自体は私一人で設営しています。共同作業が必要な所はありませんから、一人でも設営に問題はありません。

ちなみにペグダウンする前にメッシュまたはフライシートのジッパーを閉めた方がいいでしょう。でないと、「あ、閉まらない・・・。」という事態になります。(私がなりました・・・。)

ムーンライト7との接続は失敗。説明書通り重ねても、ペグを打っている間にずれていって、気付いたら離れてしまっていました。ペグも打ってしまったし、テントに荷物も入れてしまったので今回はもう諦めました。雨が降ったら水が入ってきますね。なかなかうまいこと行きませんでした。

ロープはやっぱり完全に浮いてしまいます。今回は子供たちも引っかかって転ぶことはありませんでした。ペグの打ち方やその他ひと工夫必要のようです。ペグを完全に地面に打ち込まないといけませんね。

ロフトは付けっぱなしで設営すると、地面の草や泥がくっついてしまいます。撤収時に外したほうが清潔に保てます。というより、このロフト、必要ないのでは?物を乗せると垂れ下がって頭に当たります。

キャノピーを張ることができますが、ポールの長さが問題です。モンベルストアでは雨が降らなければ180cm以上でも良いが、雨天時は水が溜まるので140cm~160cmくらいの方がいい、と言われました。雨天時はもう2ヶ所トグルをとめるようになっていますが、それでも低くしないといけないとのことです。いつも160cmじゃ頭がつっかえて困るので、そこでロゴスの伸縮可能なポールを用意しました。これなら天候に応じて調節可能です。ストアの店員さんにも、それがベスト、と言われました。

居住性は良く、フルメッシュで風通しも良く開放感もあり、、明るく快適でしたよ。夜間全部閉めても、結露はありませんでした。

ところで今回は、チビ二人連れて一泊キャンプなので、食事の準備を楽に済ますために2つのNEWアイテムを使いました。

一つはカセットガスで炊けるガス炊飯器。目盛りに併せて水を入れて、スイッチポンで自動でご飯が炊けます。子どもと遊んでいる間にご飯が炊けます。

もう一つは、イワタニの新製品、カセットフー「風まる」。風防付きで、扇風機の風を直接当てても炎が乱れないというアウトドア向きに作られました。なにより手軽に使えますし、カセットフー専用の焼き網やプレートも出ていますから、便利です。今回は焼き網を使って焼肉を楽しみました。炭火でなくても十分美味しかったですよ。

キャンプ歴20年ですが、だんだんとそのスタイルも変わっていきます。いまはチビ達の世話に手こずるので、「簡単楽々キャンプ」が目標ですね。昔はキャンプに炊飯器やカセットコンロなんて、絶対ありえませんでした。だんだんこだわりの選択肢が広くなってきて(こだわりが無くなったのではなく)、柔軟に対応しています。