あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

葛の除草に、ケイピンエース

気温も上がってきて、いよいよ奴らが活動を始めました。奴らとは・・・、野山の木々を覆い尽くし、刈っても刈ってもすぐに伸びてくる奴ら、強靭なツル性植物「葛」(くず)です。

私の敷地の南の斜面は葛がはびこります。木々に絡まって育てているクヌギなどの成長の妨げになります。

そこでケイピンエースの登場。葛の根本に穴を開けて、爪楊枝状の本剤を差し込みます。

1年中いつでも使えますが、冬は雪が積もるので、春に芽を出し始めた頃が、まだ周りの雑草も少なくて見つけやすいので適期と思われます。雪が積もっていない冬もいいかもしれません。

下穴を開ける必要があります。キリでもいいですが、結構長く穴を開けないといけないので大変ですし、手を怪我することもあるので、ホームセンターで安く売っている充電式の小型ドリルが良いと思います。先につけるドリルビットは2.5mm~3.0mmが適当です。

ツルを手繰って根本を探し、下穴を開けて本剤を差し込みます。

二股の部分は狙い目です。

内容はこんな感じです。

葛はほとんど役に立たないですね。ツルもすぐにちぎれてしまうし、根は「葛根湯」の材料になりますが、自分では作れませんし、乾燥させてウサギのエサにするくらいでしょうか。

駆除方法はあまりありませんから、まずはケイピンエースでしょうか。ネットで購入できます。