あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

奥飛騨 平湯キャンプ場 詳細レポ

週末、ママが不在でしたので、暑さから逃れるためにチビ二人連れて平湯キャンプ場に行って来ました。ここに来るのは15年ぶりくらいでしょうか。学生の時、バイクでフリーサイトを利用しました。受付で、以前のご利用は?、と聞かれ、ハイ、と答えましたが、パソコンのデータには無いようでした。

サイトは、木々に囲まれ神聖な感じ。ほとんどのサイトが木陰となり、非常に気持ちよく過ごせます。なにより涼しい!!

平均的なサイト。杭の手前に車を止めます。ここのオートサイトはサイズがまちまちで、比較的広いところもあるし、ファミリーテントではギリギリでは?という狭いところもあります。自然を生かしたキャンプ場なので、当然のことです。

広いサイトを選べば、270×270のファミリーテントと、一辺300~400程度のタープやメッシュシェルターも十分張れます。ただ、自然を生かしたキャンプ場なので、完全に平らな所は少ないです。テント内では寝るとき高い方を頭にすれば、問題はありませんが、うちの子の場合は寝ているときだんだん滑っていって、朝足元にみんな転がっていました・・・。

オートキャンパーとライダーが半々か、4:3くらいの印象です。バイクはみんなフリーサイトなのかと思っていましたが、オートサイトの方が多かったですね。ライダーの人が多いのがこのキャンプ場の特徴だと思います。女性ひとりの方もいましたよ。車でおじさんひとり、という方も何人もみました。

オートサイト内はトイレ3ヶ所。水洗でまぁまぁきれい。男性側は、洋式×1、和式×2。

びっくりするような炊事場、4ヶ所。屋根が簡易テント・・・。蛇口の間隔が異常に狭く、流し台も狭い。翌朝、どうやって洗面しようか、悩みました・・・。たくさんのキャンプ場を経験しましたが、この簡易さは初めてかも。ただし、秘密の炊事場あり(ナイショ)。

各炊事場にゴミ箱が設置され、朝夕ゴミ収集車が回収に来ます。

地面は、山岳地帯だけあって、石がゴロゴロ。テント内はペラペラマットでは背中に石が当たります。

石が多いので、ペグはプラペグやアルミペグでは入らなかったり、曲がってしまうでしょう。ここはスノーピークのソリッドステイクとハンマーでガンガン打ち込みましょう。

ここは直火OKなので、各サイトにこんな炉が設置されています。

こちらはフリーサイト。ライダーの人ばっかり。ここは完全に草地で、やや草が伸び気味でしたね。バイクの乗り入れはできず、手前の駐車場に置きます。

そしてこのフリーサイトには屋根付きのしっかりした炊事場・調理場があり、雨でもここで食事ができそうです。

そしてその横には常設テントエリアがあり、そこに場内で一番立派できれいなトイレがあります。フリーサイトが一番設備がいいかも・・・。

さらにその奥には、「車・バイク乗り入れ禁止」札があり、

静かでとってもいい草地サイトがあります。ここはバックパッカーか登山者のためのものでしょうか。ここには誰もいませんでした。

オートサイトは200台収容ですが、大きさがまちまちなため夏季混雑時は遅れていくと狭いサイトしか残っておらずタープが張れない、ということもあるかもしれません。オートサイトは区画割りのないフリーサイト、と書いてありますが、実際には平らな場所が決まっているので区画されているのと似たような状態です。

お風呂は「ひらゆの森」へ。オートサイト内から歩くと10分。子供がいる場合は車のほうがいいです。だだし、オートサイト内の道が複雑なので、暗くなってから戻ると自分のテントがどこかわかりにくいでしょう。

外食で飛騨の味を楽しみたい場合は、歩いて5分の「あんき屋」。夜11時までやっています。朴葉味噌とかあります。私達はひらゆの森のなかの食事処「もみの木」にいきましたが、5時半に行って、1時間待ち・・・。予約ができるようで、失敗しました。その後お風呂に入って、出たら結局9時過ぎてました・・・。相当早く行ったつもりだったんですけど。でもメニューの数はもみの木のほうが多かったですね。

常連になりたいキャンプ場の一つです!!