あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

子供の遊具、2連鉄棒の設置

楽天にお店を出している「自然工房ウッドウォームズ」さんで以前から気になっていた「鉄棒」。長女が小学校に上がり、そろそろ練習もしなくては、と思って前庭に設置することにしました。

ウッドウォームズさんでは、防腐処理された間伐材杉丸太が支柱で、なんと社長さんが手作りされているそうです。ほかにもうんていや平均台なんてものもありますね。

2連なので支柱は3本ですが、まず一組組み立てます。支柱の下にアンカーがつきます。その上に地面の高さを示し、かつ支柱を平行に保つ仮止め材を付けます。

前夜に手順を確認しておこうとしましたが、説明書が見つからず、お店に電話しました。普通封筒に入れて本体にくっつけてあるはず、と思っていたのですが、ボルトセットと一緒に小さくたたんで入っていました。

こちらが1mほどの鉄のアンカー。10センチの深さに埋めます。

で、じゃじゃーん、オーガー登場。そんなのずるい、と言われようが使わせていただきます。ファームでは杭を打つことも多いので、オーガーが結構活躍します。

実際の現物合わせで地面に印をつけ、オーガーで穴掘り。

直径は80mmでジャストでした。少しスコップで広げたほうがいいようです。

次にアンカーを埋める溝を掘ります。これは馬鍬というアルミ製の軽いクワで、普通のクワよりも細いので、今回の作業にピッタリです。

自分にもやらせろと、クワを取られました。

モグラの穴も出てきました。

穴と溝ができました。

さて、問題は、ここがゆるやかな傾斜地であることです。説明書通りにやると鉄棒のバーがこの傾斜と平行になることになります。

そこで溝を掘る深さを深めに掘って底に砕石を入れて突固め、おおまかに傾斜に合わせて深さを変化させることにしました。

支柱の垂直はポストレベルでチェックします。

鉄棒のバーが水平になることを第一優先としました。

すると、支柱の鉄棒に対して直角方向は水平で、

斜面の方向に対しては支柱は若干傾く、ということになります。

各々、埋まりました。

バーの水平、支柱の垂直を確認し、ずれていたら砕石を隙間に入れて微調整します。子供には「絶対触るな!」と言っているのに、すぐに触ろうとするので困りました。

奥は6歳の娘、手前は4歳の息子にバーの高さを棟の位置に合わせています。

塗装は朝に済ませていて、基礎の作業は夕方4時に開始し、ここまでで6時でした。

明日はここにモルタルかコンクリートを入れて完成です。