あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

能登のキャンプ場 能登島家族旅行村Weランド 不満だらけのレビュー

10月、大型台風直撃のギリギリ直前、能登島 家族旅行村Weランドに行ってきました。

ここはロケーションが最高です。

七尾の湾内に能登島がありますので、海は穏やかです。そしてこの美しい海に面してテントを立てることができるのです。

こちら入ってすぐの管理棟。

到着してわずか3分後には、ここで嫌な気持ちにさせられました。

受付を済ますと、その日の風の状態によってサイトがいくつか指定されます。その日は大型台風が近づいていたので、その各サイトの風のことを再度尋ねると、管理人男はいきなり!

「ですからぁ~、風が大丈夫な場所を指定しているんですっ!!」

大型台風が近づいているのだから、そんな言い方はないでしょう!!

来場者は皆、台風のことを気にしているはずです。複数のサイトを指定しているのだから、その地形によって風も違うでしょう。朝と夜では風向きが逆になるはずです。そういったことも踏まえて聞いているのに、たいした説明もしないでそんな言い方をするなんて!!

それだけではありません。

場内の説明で、地図を指しながら、「ここは電源サイトですから、入らないでください。」

「入るな」ってこれもなんか嫌な言い方です。「お客さんは電源なしサイトですから、こちらです。」って言えば済むのに、「入るな」ってなんなんですか!そんな言い方しなくてもいいでしょう。ここは南アフリカか?アパルトヘイトか?サンシティか??

結局、この管理人の男性は、キャンパーを歓迎しようという気がないようです。場所を使わせてやっている、くらいの気持ちでしょうね。

さて、悪口はこれくらいにして、気を取り直して続きです。

 

管理人男の説明はほとんどないので、実際にサイトをすべて見てみました。

第1オートサイトはシャワー棟、管理棟、トイレも近く、風の影響はほとんど無いようです。

水場も近いです。が、流し台が異常に低く、保育園の手洗い場のようです。腰をやられます。また物置台も大きな石が埋め込んであり、平らなところが全くなく使い勝手は最悪です。

第1サイトのトイレは古いです。

和式しかなく、膝や腰が弱い人には辛いトイレです。

こちらは第4サイト(電源サイト)。ここには入るな、だって。

その電源サイトの横に屋根付きのバーベキュー棟があり、電源サイトのトイレはこちらになります。

新しい建物ですが、トイレにはやはり和式しかありません。夜にこちらに寄った時、隣で女児が「こわい、こわい」と泣いていました。最近みんな洋式ですからね。新しい建物なのに、洋式のトイレを作らないのは理解に苦しみます。

広い芝生広場です。

手入れもよくされていて、おもいっきり遊べます。ただみんな、サイト近くで遊ぼうとするので、結局手前の方だけ混み合います・・・。

海沿いの第3オートサイト。

こちらも海沿いの第2オートサイト。

区画は狭く、ギューギュー詰めな印象です。

最近のキャンプ事情にあっていません。ファミリーテントにスクリーンテントが標準ですから、それに車も入れるとなるといっぱいいっぱいです。

海沿いサイトのトイレと炊事場。ここにもやっぱり洋式トイレはありません。建物は新しいのにね。

温水シャワーは無料で24時間使えます。が、管理人男はそういったことも一切説明してくれません。

シャワー室には仕切りカーテン等ありませんので、室内に置いた靴や着替えが濡れないように気をつけながらしないといけません。

シャワー室を使うなら、近くのひょっこり温泉島の湯に行ったほうがいいでしょう。

売店。薪と炭はありますが、それ以外のものは売る気があるのかないのか、不明。

 

ロケーションは最高なキャンプ場です。水族館もすぐ横で便利です。しかしそれにもまして残念なことが多いです。

障害者用トイレは管理棟内のこの売店横にありましたが、夜は閉まってしまうでしょう。

サイトは狭くギューギュー詰めで、古い施設もあります。新しい設備もありますが、一昔前のキャンプ場が、そのまま改善されずに来ているようです。芝生広場にある電話ボックス跡がなんとなく物悲しいです。それよりもなぜここに公衆電話があったのか、不明です。東尋坊か、ここは。

(解説:東尋坊には自殺を考えている人が相談できる電話ボックスがある。いまもあるかどうかは不明。)

チェックアウトは10時で、早すぎます。泊まったらさっさと帰れ、ということでしょうか。朝食後、ゆっくりする時間がありません。慌てて撤収し、10時ギリギリです。多くのキャンプ場はチェックアウトは11時ではないでしょうか。

例年9月から10月にサザエプレゼントをしているようですが、これがまたミニサイズ!!おそらく小さくて市場に出せないものを譲ってもらっているのではないでしょうか。当てにしていくとがっかりしますので、磯焼きがしたい方は予め十分な食材を用意しておきましょう。

 

ペットはOK。無料。バンガローは不可。

ゴミは完全回収。分別してゴミステーションへ。

虫:10月で、蚊もハエも蛾も何もいない。

地面は土。たまに石あり。どんなペグでもOK。

サイトはファミリーテント+シェルターでギリギリ。狭い。

お風呂はひょっこり温泉島の湯まで10分以内。

買い物は七尾で。海鮮は七尾フィッシャーマンズワーフ・能登 食祭市場へ。キャンプ場の近くに道の駅のとじまがあるが、海鮮は売っていない。

道の駅のとじまの2階レストランでカツカレー(¥1100円)を頼んだら、ライスの量が200gくらい(ココイチの小盛りくらい)でがっかり。ちょっと高すぎるのではないでしょうか。

なんか不満だらけの記事になってしまいました・・・。普段はこんな辛口じゃないんですけど。

また来年、改めて出直すとしましょう。

 

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