あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

座って使う、腰に優しいギャレー(ミニシンク)の製作 前編

キャンピングカーに装備されているシンクを含む調理台のことをギャレーといいますが、ミニギャレー(というかミニシンク)を製作中です。

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私の車は古いハイエースですが、キャンピングカーではありません。

しかしたまに車中泊もしますので、いずれはキャンピングカーを、と思っていますが、なかなか手が出せません・・・。

なぜギャレーが必要かと言うと、道の駅等で車中泊をするとき、困るのが洗面です。公衆トイレの手洗い場を利用するわけですが、トイレであるということと、洗面台を占領してしまう、ということでどうも抵抗があります。ひと目も気にせず、車内で済ませたいのです。

これは以前作った電池式のシャワーを利用した流し台。

これは広くてよかったのですが、電池式ポンプの扱いが面倒なのと、この高さで頭が天井にぶつかり、常にかがんだ姿勢で腰が痛く、かなり苦痛なのでした。

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そこで今度作るのは、「座って使う、腰に優しい流し台」です!

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シンクやポンプはネットオークションでセットのものを購入しました。

台は角材と5ミリの薄い合板を使い軽量にして、車のバッテリーとは繋がない独立型としました。

これならキャンプサイトに持ち込んだりできます。

30ミリの角材で骨組みを作ります。

流し台は引き出し式なので、手前の上は枠を付けません。

スライドレールとして使う、アルミ製コの字の、・・・本来なんに使うもの?

上面に取り付けました。

5ミリの化粧合板を取り付け。

前面は、

マジックテープで脱着式としました。

天板はシンクと蛇口の形に合わせてカット。

合板が薄くてたわむので、裏面は角材で補強。

こんな感じ?

天板とシンクは接着剤で固定し、防水のコーキング処理。

載せてみました。

手前の隙間は、スライド式なので、やむを得ず開放状態。

で、これが使用時。

折りたたみ式の椅子(セノビー)は高さが32cm。

ここに座って、シンクを引き出して、ジャストサイズで洗面できます。

前かがみになるときやひげ剃りなどのお手入れ時の腰への負担がな少なく楽です。

配線はプラス端子を不要になったバッテリーへ、アースは車体へ。

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が!!ここで問題発生!!

ポンプがタンクの中へ入りませーん・・・。

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そう言えば雑誌に、タンクはキャンプ用のを使う、みたいなことが書いてあって、なんで?と思っていましたが、こういうことだったんですね・・・。

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つづく・・・。