毎年夏にバイクでソロキャンプに出かけますが、毎回数点道具を新調し、それを試すのも楽しみにしています。
今年はまず、ネイチャーストーブ。昨年はユニフレームのネイチャーストーブLを使って炭火焼肉をしましたが、さらに軽量化、低容量化を目指してこれを試しました。
EMBER LIT UL STOVE エンバーリットULストーブ。チタン製。
まずパッケージに厚みがまったくありません。収納袋は別売りです。収納袋は買わなくてもこのパッケージが結構しっかりしているのでそのまま使えそうです。
側面の4枚のプレートと底面のプレートを組み立てます。爪が付いていて引っ掛けるだけです。それとクロスに組む五徳が付いています。これで小さいコッフェルでも載せることができます。
良く燃えます。横に大きな窓があるので、そこから太めの枝を入れて、端からじわじわ燃やすこともできます。このメリットは大きいですね。
スペックは、
素材:チタニウム
重量:136g
ストーブ上面:8.9×8.9cm
ストーブ下面:11.8×11.8cm
高さ:15cm
パネル厚さ:0.3cm
他には、ステンレス製と、このチタン製をもうひと回り小さくしたミニがあります。
これでご飯も炊けるし、焚き火も楽しめることができますが、やっぱり炭火で焼き肉をしたいところです。
で、よくあるシリンダー型の形成炭を入れてみました。ちょうど4個入ります。
使ったのは「簡炭」という商品。
網は飛騨コンロ用の11cm角の網がピッタリです。普通の焼き肉サイズで、2個同時に焼くことができます。
が、ちょっと底から距離があって、焼くのに多少時間がかかるようです・・・。
そこで!
3cmかさ上げするべく、ステンレスの板をカットして土台を作りました。
まず3cmの高さにクロスに組んだバー。付属の五徳では高さが足りません。
それに9cm角程度に切ったプレート。
それにシリンダー型の炭を載せると、ちょうどいい高さではないでしょうか。
これでどうでしょう。
肉を2枚載せる→肉が焼ける→ご飯に載せる→新しい肉を置く→1枚目の肉とご飯を頬張る→焼いている肉をひっくり返す→2枚目の肉とご飯を頬張る→次の肉が焼ける
このタイミングに乗ればバッチリです。待ち時間が生じてはいけないのです。
燃焼効率をあげるために、プレートに穴を開けてみました。穴が少ないものと多いもの。
右の穴多数のものは、ちょっと火力が強すぎ。あっという間に肉が焼けてしまい、ご飯が間に合いません。
それで左の穴が少ないものをもう1枚、作ってみました。
あと、焼き網がずれやすいので、クリップを挟んでズレ防止にしようかと思っています。
さて形成炭ですが、こういうミニストーブで焼き肉をするなら最適でしょう。
信頼できるのはLOGOS製ですが、僕がよく使うのは、インスタントシリンダー8や、
エンバーリットには入りませんが、ユニフレームのネイチャーストーブLにはちょうど入るラウンドストーブ。これはいいですよ。
ピッタリ入って、
どんどん焼けますよ。
話は戻ってエンバーリット。
夏のソロキャンプでは、まず木を燃やしてお湯を沸かし、ご飯を炊いて、次に炭火焼きを楽しみ、そのあとはまったり焚き火の流れとしたいところです。