あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

薪割りの運動強度ってどれくらい?~薪割りはダイエットに良い運動だった!

常々、薪割りはスポーツだ!、と言っていますが、

実際にはどのくらいの運動強度なのでしょうか?

薪割り後の脈拍を測ってカルボーネン法で検討してみました。

測定はタニタの手首用血圧計を使いました。

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まずいちおう安静時心拍数は70とします。

日中は動き回っているので、しばらくじっとしてても90くらいあります。

安静時心拍数とは朝起きたとき寝た状態での心拍数となります。

手首に血圧計を巻いたままで薪割りをしようかと思いましたが、

吹雪いていて濡れると困るので、割ってすぐ外土間に戻り測定しました。

薪は4本連打で、斧の重さは3キロ。

太いのは縦横、細いのは1打で、合計6打。

結構心臓がバクバクいっています。

血圧はさておいて、脈拍は136。

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目標心拍数の計算式から、運動強度を求めてみます。

目標心拍数は、

{(220-年齢)-安静時心拍数}×運動強度+安静時心拍数

で求められます。(カルボーネン法)

この220-年齢は、その年齢での最大心拍数となります。

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とすると、

{(220-48)-70}×運動強度+70=136

よって運動強度=64%

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普通成人で64%の運動強度というと

ちょうどよい有酸素運動の強度でしょう。

ということは薪割りは脂肪燃焼に効果的な運動、と言えるようです。

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今回6連打で薪割りを行いましたが、

この薪割りを、その人にとってちょうどよい有酸素運動の強度にするためには、

薪割りのペースや斧の重さを調整して、

その人にあった強度となるようにすると良いかと思います。

だいたい60%を中心に、高齢者や全く運動をしていない人は50%以下、鍛えている方は70%くらいでしょうか。

心疾患のある方などは、かかりつけ医に相談しましょう。