あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

手作りセル植え穴器で鉢上げ

加温発芽器の愛・菜・花を使って、セルで1ヶ月育苗したナス科の果菜類を、本日鉢上げしました。

DSC01763

セル育苗でポットに鉢上げするときにはこの道具を使います。深型の9cmスリットポット、自作品の植え穴開け器、大きいピンセット、小さい移植ごて。ポリポットでスリットになっているものはなかなか売ってないのですが、スリット鉢は水はけが良く、根のサークリング現象が起こりにくいので愛用しています。

DSC01767

セルトレーの横を少しつまんで土を圧縮し、ピンセットを奥まで差し込んで根鉢を抜き取ります。根が適度に巻いていれば崩れずに抜き取れます。よく本に、「底を棒で突付いて取り出す」などと書いてありますが、それはとってもやりにくいことだし、割り箸等で突付いても崩れてしまうこともあります。ピンセットで抜き取る方法はとても楽です。

DSC01769

七分目まで培養土を入れたスリットポットに、植え穴開け器を押し込んで穴を作っていきます。ちょうどセルと同じ大きさの穴が開きます。

DSC01771

穴に抜き取った根鉢をスポッと差し込みます。そして指か移植ごてで押して密着させて整えます。

DSC01772

腐葉土をたっぷりのせてマルチとします。セル苗はそのままだとグラグラしますが、腐葉土をかけると支えになって安定します。

水をかけてから加温マットをセットした木製温室に入れて終了です。