あぐりんファームの畑の西側半分は、地下浅くに粘土層があり、水はけが非常に悪く、野菜作りに難渋していました。それで先日、土木工事屋さんに頼んで、思い切って硬盤破壊と畑土の客土を行い、高さ1メートルの台地となりました。
結果は水のたまらない、さっぱりとしたものとなりました。
同様にして工事したバラとクレマチスのガーデンの植え付けなどが終了したため、満を持して今日から畑づくりにとりかかりました。
目指すのは自然農ですが、今回ばかりは仕方ありません。まずは通常の有機栽培でスタートです。
ずらりと並んだバーク堆肥の袋は、なんと60袋。軽トラ満載3杯分です。これに貝化石有機石灰、有機肥料を少々散布し、耕耘機で耕起しました。
この後畝立てに入りますが、同時にヘアリーベッチやクローバー、ソルゴーなどの種もばら撒き、雑草と作物の橋渡しをする「緩衝作物」を一緒に育てます。畑の土を持ってきたので雑草もどんどん生えていき、より自然なバランスの畑へと成長していくでしょう。
耕起も徐々に浅くしていき、数年後には完全不耕起に持っていきたいと思っています。