あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

夏野菜の鎮魂歌2012

今年も来ました。このタイトルの季節が・・・。

たくさんの野菜が無駄に土に還りました。私の努力の汗とともに・・・。

たくさんなっている調理用トマト。一度も収穫されることはありませんでした。これでトマトソースを作って、夏野菜カレーなんて作ったら、さぞかし美味しいことでしょう。

しかし、そんなこと、妻には全く興味のない話です。

歩いて10秒の畑に調理用トマトがわんさかなっているのに、こんな既製品のトマトソースを買ってきて、それでおしまい。しかも自社ブランドの安物トマト缶。

旬の新鮮な食材を使った料理は、あの手この手を加えなくても、それだけで最高に美味しいものです。食材を疎かにして、小手先だけでは美味しい料理が作れるはずがありません。

暮らしのことを大事にする、暮らしのことを楽しむ、そうすればもっと生活が豊かで充実します。「暮らし」というものには本当は無限の楽しみが詰まっているのに、決まりきったことだけやって、時間が余れば出かけてしまったり時間潰しをするのは、あまりにもったいないことです。