あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

立山・子連れテント泊トレッキング~一ノ越へ登山編

さて、子連れの立山テント泊トレッキング2日目は朝から快晴!!しかし寒すぎてしばらくテントから出られず。ダウンジャケットは必須ですね。今日はいよいよ3歳の息子と6歳の娘を連れて、雷鳥沢から一ノ越までトレッキングです。

力が出るように、朝食はリフィルのどん兵衛そばと、昨日のライスの残りで作ったかに雑炊。

すっかり日が昇って、今日登る人はだいたい出発してしまってから、のんびりと準備。

10時過ぎ、ようやくスタートです。コースは雷鳥沢から一ノ越へ向かう初心者コース。雷鳥沢キャンプ場の管理棟と反対の方向へ向かいます。まず川があるので、板を渡って対岸へ。結構怖い。

渡り終えると、左が大日岳方面、右が大走り・一ノ越方面。

分岐後、すぐに水が流れていない大きな岩がゴロゴロの川を渡ります。渡り終えてすぐ再び分岐があり、上級者コースの大走り方面と私達が目指す一ノ越方面にわかれます。わかれた後はしばらく穏やかなコースが続きます。

もう一回川を渡って、

視界の開けた気持ちのよいコースを進みます。たまに急な上りがありますが、子供でも短時間で超えることができます。

振り返ると、遠くに雷鳥沢キャンプ場のテントが見えます。

谷の向うには、室堂から続く石畳の遊歩道が見えて、多くの人達が一ノ越や雄山を目指しています。この道は遊歩道であり、登山コースとは言えません。

もう一ノ越直前で、大きな岩ゴロゴロのコースとなり、3歳の息子は自力で進めずママに抱っことなりました。

やっと、というところで最後の難関。つづら折りの急坂を登らないといけません。娘はもう歩けん、と泣き出し、それでも叱咤しながら進ませます。

娘はダウン。息子は抱っこ。

無事?一ノ越に着きました。時間は午後1時半。ここの山荘にはカップラーメンやパンが売っているので、お湯を入れてもらってお昼にします。行動食とカロリーメイトしか持って来なかったので助かりました。谷から吹き上げる風がものすごいです。

一ノ越から見上げると、雄山への急坂な登山道が見え、非常に多くの人が登っています。ここから雄山まで1時間ですが、私たちはもう無理なので見てるだけ。立山といえばこの雄山のことを指し、日本3大霊山の一つです。(あとの2つは白山と富士山。)

今来た登山道を戻る体力はもう無いので、室堂経由で石畳の道を戻ります。

夕方4時過ぎに、雷鳥沢にやっと戻ってこれました。

テントの中の整理をして、夕食の準備だけ済ませ、雷鳥沢ヒュッテのお風呂へ。

雷鳥沢ヒュッテの外来入浴は7時頃までできるようです。洗い場は4つほど。シャワーは1箇所にあるのですが、水しか出ません・・・。蛇口はお湯と水が別々に出るタイプなので、からだや頭を洗うのに時間と手間がかかります。娘は2日間頭は洗わず。小学生以上で入浴料は500円。

明日は帰ります。今度はあの坂を登らないといけないかと思うと気が重くなります。そして下界に降りると気温は30℃超だそうで・・・。