あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

初秋のあぐりんファームと冬野菜の準備

ようやく残暑も一段落して、庭仕事・畑仕事のシーズンとなりました。夏の間は暑すぎてほとんど外にでませんでしたから、仕事が溜まっています。

まずはざっと草刈りをして、冬野菜の準備です。

トマトは実がなってもだいぶん固くなってきて収穫終了。次の台風前にはビニールを取らないといけませんね。

ナスは夏の終わりに剪定したので、秋ナスが順次出来てきます。

唐辛子は収穫。乾かしてミルサーで挽いてマイ一味を作ります。私はたいていのおかずに一味をたくさんかけて食べています。チベットの人はおやつ代わりに唐辛子をそのまま食べていると聞きますが、辛さに慣れてくるとかける量がだんだん増えてくるのは確かです。

オクラもできてはいるけどもうおしまい。

冬野菜の畝を決めて草刈り。

白菜、キャベツの苗を植えて、刈った草をまた被せておきます。もちろん不耕起です。

雪に埋もれてもどこにあるかわかるように、支柱を立てておきます。

大根は今週中に種まき予定。あとは暮坪カブ。自分しか食べませんが、この辛いカブはそばの薬味に最高なので、毎年蒔いています。

今年の冬野菜はたったこれだけ。

さて、四季咲き桜は、だいぶん大きくなってきて、

まずはアーコレイドが咲き始めました。

涼しくなってきて、焚き火の季節が始まりました。これはちょっと燃やしすぎ。熱くて近寄れません・・・。

これくらいの小さい焚き火がいいですね。もう少し寒くなったら、焚き火缶でお湯を沸かして、コーヒーなんていいでしょうね。

新米の季節になりました。と言うことは米ぬか集めの時期です。10ヶ所ほど自動精米機をチェックしてまわりましたが、とあるところで大量に入手。一気にたくさん集まりました。わりと町なかの精米機の方が、あまり米ぬかを持っていく人が少ないのか、または精米の利用者が多いのか、たくさんある傾向があるようです。

いままで堆肥の袋に入れていましたが、もうあまり堆肥を買うことがなくなり、その丈夫な袋が貴重品となりましたので、今年からは収穫コンテナに70リットルのゴミ袋を被せて入れておくことにしました。これだと現場でスコップですくって入れやすいし、保管も積み上げておけて便利です。全部で12袋。

あぐりんファームでの米ぬかの利用方法は、雪が降る直前に、雑草だらけの畑に撒いておくだけ。冬、雪の下でその雑草の残渣が米ぬかで発酵し、ゆっくりと堆肥化され、春には良い畝表面の腐熟層となり土を肥やします。ボカシ肥を作っても良いかもしれません。植え穴施肥には良いでしょうね。でもあぐりんファームでは、もう施肥は冬のこれだけにしようと思っています。

さて、来月は雑誌ビーパルのキャンプイベントに抽選で当たったら参加予定。それで今年はキャンプじまい。畑も一段落して、10月終わりには落ち葉集め。あとファームの仕事は薪割り薪運び、そして雪が降るまえには未だ製作中のぶどう棚を完成させないといけません。雪が降ったら、昨年はスノーシューをしましたから、今年はクロスカントリースキーに挑戦するつもり。

先ほど、私の机の上に、娘のぬいぐるみと手紙が。足が破れたので直して欲しい、と。普通こういうのはお母さんの仕事だと思うけど、そういうこと全然しないので僕の方にまわってきます・・・。休みの日に時間があっても、決まりきったことだけやって他に家庭的なことを余りしない人なので、もうちょっといろいろやろうと思ってほしいですね・・・。