あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

NEMO META2P レビュー

8月にバイクでソロキャンプツーリングに出かけますが、そのときのテントにNEMO META2Pをチョイスしました。そのファーストインプレッションです。自宅庭にて、芝生はまだ養生中ですが。

流れるようなフォルムが美しい。張り方は簡単。フットプリントを敷いて、本体をその上に広げて、四隅と先端をペグ打ちします。125cmの長さに調整したトレッキングポールを前室に差し込めばだいたい完成です。

中は正方形かと思っていましたが横長で、245×135cmです。

地面のベルトと前面とはバックルで留めます。

前室にはベンチレーションが付いています。へんなクセが付いていて、内側に反ってしまっています。

前後面を前回にしたいときは地面のベルトに付いているロープを張ります。

内側のループに固定しますが、ループが平べったいのと、プラスチックのカラビナが硬いので入れにくいです。

側面は風で押されて室内が狭くなりやすいので、このロープのペグ打ちは重要ですね。

付属でロープが2本付いています。何に使うのかというと、

外側のループにロープを通し、前後を立ち木などに固定するためではないでしょうか。

室内は広く、二人でも十分な面積です。座ったら真ん中にしか居られませんが。ポールが立っていても出入りに不自由はありません。

前後メッシュで風通しはバッチリです。

横にベンチレーションがありますが、真ん中が縫い付けられているだけなので、開き具合の調整は中からはできません。外からはロープの調整で多少は開き具合を変えられます。

メッシュのポケット。

前後の角にループ。ロープを通してタオルを干したり、LEDランタンを吊るすことができます。

前室は広く、91cmあります。雨の日の煮炊きにいいですね。

真ん中でのヘッドクリアランスは10cmほど。私の身長は180cm。胴の長さは標準的(たぶん)。高さのカタログ値は115cm。圧迫感は全くありません。

室内の四隅にボタンがついています。バウプリントという専用のインナーシーツを固定する部品のようです。

バイクツーリングでトレッキングポールを持っていくのも、なんだかなぁ、ということで代わりのポールを検討してみました。必要なポールの長さは実測121cm。スノーピークなどの125cmのポールで何とかなりませんでしょうか?。

いいテントですよ。側面シングル、前後ダブルウォール。ペグ打ちして立ち上げるだけなので、雨が降っても荷物を濡らすことはありません。前後の床も十分立ち上がっているのでホコリや雨の進入の心配は少ないようです。

イワタニ・プリムスのHPでは、「一人あたりの重量は650グラムです!」と書いてあるけど、テント本体が2つに分けられないから、一人あたりの重さを言っても意味無いような・・・。