あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

出張ついでに、冬の秘密ソロキャンプ。

出張で名古屋に行ってきました。

で、そのついでに近場のキャンプ場で夜を過ごしてきました。出張だからといって別にホテルに泊まらなくていけない、という法律はありません。時間が間に合えすればそれでいいのです。

などと一通り自分の正当性を主張したところで・・・、

今回のキャンプサイトはいつもの桃太郎公園、ではなく、アウトドアベース犬山キャンプ場。名古屋から41号線を真っ直ぐ、1時間以内で到着。12月ですから、家族連れなどまずいないだろうと踏んでこちらにしました。実際、初日(平日)は私以外誰も居ません。貸し切りです。お一人様でも気兼ねなく、静かなキャンプの夜を楽しめます。

テントはユニフレームのAGトレイル2。この前室の広さがいいですね。二人用ですから、インナーも一人では広さ十分です。

冬のキャンプに欠かせないのは、同じくユニフレームのカセットガスストーブ、ワームⅡレッド。前室に置いて使います。カセットガスが2本入るので、長時間使えます。

テント内で死なないように、電池式のCO警報機。

そして焚き火台。こちらは軽量なユニフレームのファイアグリル。スノーピークのは重すぎてダメです。準備の段階で気も重くなってきますから。

ストーブは冬なのでガソリンバーナーを。ウィスパーライト・インターナショナルが愛用品ですが、今回はプレヒートも寒くて面倒だろうと踏んでSOTOのMUKAストーブをチョイス。ガンガン湯が沸かせるように燃料ボトルも1Lのものを。

愛用のアルミ製のビンテージパーコレータ、炊飯用の飯ごう。ガソリンストーブの火力調整にはセカンドグリルを使います。物置台やご飯台としても使えますから、ソロキャンプには必携です。鍋はいくつか持っていますが、結局飯ごうが一番馴染むんですよねー。

冬のキャンプに欠かせないのは大きいやかん。たっぷり湯を沸かして、洗顔、歯磨き等に使います。実際には夏のキャンプでも使います。山の水は冷たくて洗面がつらいですから。オートキャンプ限定ですが。

ソロキャンプの夜といえばやっぱり焼き肉ですね。ユニフレームのネイチャーストーブ(L)と、

ロゴスの簡単着火のラウンドストーブ、

中にセットして、専用の焼き網をのせて必要十分のお一人様ミニBBQ。ライターで着火して5分後にはもう焼き肉スタートです。

朝食にはWild-1で買ったtent-Mark DESIGNS Multi Hot-Sandwich Maker 。深いのと浅いのが2つ使えるので便利です。

深い方を使って、食パン、トマト、ミックスレタス、チーズにハムを載せて、ホットサンドでガッツリいただきます。

冬の静かなサイトで、ひとりキャンプはいいですよ~。落ち葉のじゅうたんがいい雰囲気で、夜は焚き火で暖まりながら、Helinoxチェアーに身を委ね、自家製梅酒でチビチビやりながら本を読んで過ごします。9時を過ぎればそろそろ眠くなってくるので、あとは雪山用ダウンシュラフにくるまって、朝まで暖かく眠ります。外気温は夜間3~5℃くらいのようでしたが、厚着と焚き火のお陰で、あまり寒いとは感じませんでした。

アウトドアベース犬山キャンプ場は通年営業で、冬場はこちらのティーピーを使う方が多いようです。今回も土曜日の夜は数組利用されていました。ティーピーといえば室内で焚き火ができるのが特徴ですが、これはどうなんでしょうか?

ちなみにお風呂は車で5分のところに市営の「さら・さくら」という温泉施設があり、露天風呂付きでゆっくり暖まることができます。

シーズン中の賑やかなキャンプ場ではソロキャンプなんて居心地最悪ですが、シーズンオフともなればソロキャンプの絶好の機会となります。寒いですからヘタなファミリーは来ませんし、経験を積んだ物好きだけの静かな世界となります。それでもフリーサイト限定で、人工的に作られたような区画サイトだけは勘弁ですねー。