あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

御嶽山のふもと、開田高原キャンプ場 レビュー

木曽は御嶽山のふもと、開田高原にある、「開田高原キャンプ場」に行ってきました。

361号線を進むと開田で「19号線への近道」という看板が出ます。そこを県道20号線へ。

しばらく進むと、この付近で唯一買い物ができるお店「高宮商店」があります。ここ以外では買い物は高山か木曽福島で済ますしかありません。高宮商店は第1・3・5火曜日が定休日。野菜からお肉からお酒、日用品まで販売。ジンギスカンのパックもありましたよ。お惣菜やおにぎりは売っていませんでした。

ここを開田高原方面に上がっていきます。特にキャンプ上の看板は出ていません。

途中分岐して、5分ほどでキャンプ場到着。

ここは予約制ではありません。

管理人さんはいつも不在で、何回電話しても、いつ電話しても留守番電話になります。おそらく管理人さんは農家の方で、委託かなにかでやっているのだと思います。

夜間・期間外連絡先もあり、そこもなかなか電話が通じず、それでお昼は家に帰るだろうと予想して12時頃夜間連絡先へ電話すると、案の定在宅で、

「あのー、キャンプ場を利用したいのですが・・・。」

「はいー、もう現地にいるの?」

「いや、夕方くらい・・・。」

「じゃ、着いたら電話して!(ガシャン)」

どうも近くに住んでいて、着いたら電話する方式のようです・・・。実際に管理棟にはおじさんの携帯番号も書いてあり、電話するように張り紙がしてあります。

他の方のブログを見ていると、「個性的な管理人」と書いてありますが、田舎のお年寄りを相手に仕事をしている私から見ると、「よくいる農家のおじさん」です。

到着しておじさんを呼び出して、申し込みをした後、

「じゃ、おふろに行く時に電気を点けに来るから。」

と言ってダンプ軽トラで行ってしまいました。多分御岳明神温泉に行くのだと思います。

さて、サイトのほうですが、

右が「無人の」管理棟と左はただの物置。

そのすぐ裏にはトイレ。

簡易水洗。拭いたペーパーは箱に入れるようです。和式のみ。

掃除はそこそこ。可もなく否もない。

サイトの奥の古いトイレは、怖くて近寄っていません。

道を入って行くとすぐサイト。

入って右側のサイト。2-3張り程度でしょうか。

左側のサイト。手前半分はスペースあり、2-3張りくらい?。

奥の方は立ち木の間隔が詰まっていて、大きなテントは無理そうです。2-3人用のテントが数張りいけます。車は木のあいだをぬって、なんとか入れます。

その奥から右手に入ると更に奥がありちょっとしたスペースとなりますが、古い小屋があるのであまり雰囲気がでません。

炊事棟は3箇所ほどあり、うち2つは妙に近くにあります。湧き水かもしれません。垂れ流しなのか、トイレの方に誘導されているのか、あまりよくわかりませんでした。

入り口に湧き水あり。

カラマツの立ち木で涼しく過ごせます。

7月末の平日利用で、キャンパーは3組。私のソロと、釣りの格好をしたグループ、南アルプスを登ってきたという2人。

サマーシュラフモンベルの5)で夜中やや寒め。(下界は猛暑日

奥に古いトイレあり、近くに張ると風向きにより臭うことあり。

ペットはOK。無料。

ゴミは袋を3枚渡され、(缶・ビン)(生ごみ)(紙)に分別。ペットボトルやビニールは持ち帰り。

虫:ハエ(いない)蛾(少し)蚊(いない)アブ(いない)ブユ(多分いる)

虫除け(あったほうが無難)子供の虫刺され(不明) (7月末利用時)

特別どこも刺されませんでした。

地面は土か砂利。アルミペグでも可だが、鋳物ペグがベター。

サイトはファミリーテント+シェルターorタープが張れるところが限られる

お風呂は御岳明神温泉やまゆり荘が近い。少し県道を行くと木曽温泉あり。日帰り入浴できる。

買い物は下って県道に出たところに高宮商店あり。