あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

簡単!合板と角材で!腐葉土箱の作り方

無塗装コンパネで囲って作った初代腐葉土箱が、4年ほどで倒壊したので、新たに腐葉土箱を作ることにしました。

初代のものは、コンパネと角材を使って3等分したスペースを作り仕上げたものでした。

これはまず分解し片付けます。

材料はコンパネよりも湿気に弱いが、値段の安い構造用合板に決定。防腐塗料をしっかりと塗ります。特に側面!!ここから腐りますから。今回は安いクレオトップを使いました。

サイズはサブロク(1820×910mm)の合板を4等分した、900×450mm。ホームセンターでカットしてもらうとサイズの狂いも少なく楽ですね。

合板同士をビス止めするのに角材が必要です。450mmにカットした45×45mmの角材。これも特に木口をしっかりと塗装しておきます。

20mm飛び出させるために、印を付けます。

40mmほどの全ネジ・コーススレッドでビス止めしていきます。半ねじは解体するときに抜けなくなるので、合板に使う場合は全ネジの方がいいと思います。ステンレス製のほうが腐食に強いです。(高いけど。)

20mmずらして、3箇所ずつビス止めしていきます。

1面完成!

1面を2枚作って向かい合わせ、その上に1枚置き、ビス止め。

ひっくり返して、さらにもう1面、ビス止め。

段重ねの1段枠が完成しました。

これ1段で、合板1枚+2000mmの角材1本の材料となります。

3段作って重ねると、

きつくて入りにくい部分が出てきます。

飛び出している角材の外側は、金槌で叩いて角を木殺しすると入りやすくなります。

今回、どどーんと、2段×3基分(枠は6つ)作りました。

結構大きいですね。

2段×3基でちょうどいいようです。

フタは、隙間を開けるために、厚めの板を何枚か乗せる予定です。

フタに隙間を開けておくとカブトムシが入り込んで産卵し、幼虫が中で増えるのです。

落ち葉は両脇の箱に米ぬかと交互に入れていき、半年して切り返す時、上から枠を外していき、中の落ち葉を真ん中の箱に投入していきます。

そしてさらに半年後には、真ん中の箱に良質の腐葉土ができているはずです。

ちなみにスギナが入り込んでこないように、この場所には防草シートが敷いてあります。それでもミミズはどこからか入り込んできます。

今年の秋も、落ち葉集めに出かけなくては!!