あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

ハイエース・スーパーカスタムを車中泊仕様にDIY

最近キャンピングカーに乗り換えようと目論んでおりますが、しばらくは貯金です。

いま乗っているのは平成13年のハイエース・スーパーカスタムGです。シートをフルフラットにすれば車中泊は余裕ですが、できれば洗面台とテーブルを置きたい・・・。

そこで贅沢な一人用車中泊仕様に、DIYしてみました。

イレクターパイプを使う方法を考えていましたが、その時の状況により3列シートにしたり、オートキャンプ仕様で2列+2段の荷物台にしたり、いろいろですので、パイプだと設置に時間がかかったり、片付けた後仕舞うのにかさばる等問題もあり、今回は合板を組み合わせて作製することにしました。

ヒントは「大工さんの現場作業台」です。

今回作るのは、ベッドとテーブルです。

ハイエースの3列目の背もたれを倒し、2列目を180度回転させ後ろ向きにします。その半分をベッド、もう半分をテーブルと洗面台とします。洗面台はロゴスの商品をそのまま使い、同じくロゴスの「野電」シリーズにある電池式シャワーを設置します。

材料はコンパネ(1800✕900、12ミリ厚)と合板(1820✕910、9ミリ厚、天板用)です。ホームセンターでカットしてもらいます。

2列目シートと3列目シートの間に設置するベッドの足元の土台は750×530、13ミリの幅で切り込みを板の中心まで入れます。

お互い差し込むとがっちり安定します。この上に天板を載せることになるのですが、これでは重過ぎますし、タイヤの部分にぶつかってしまいます。

くり抜き、軽量化します。

で・・・、同じものを2枚作ったら・・・、

ぎゃー!!まちがえたー!!

余っていた材料があったので、1枚作り直しです・・・。

さて、右半分はシート間の土台。タイヤの部分切り欠きされています。左半分は2列目シートの座席上に載せる台です。

1)750×530 2枚 シート間土台

2)670×200 2枚 シート上土台

ばっちりです。

実際の設置。

シート横に収納できます。

これはベッド土台の後方ラゲッジスペース側です。この土台の下にコンテナケースが収納できるようにクロスに組むのではなく、ロの字に組めるようにしました。

3)550×530 2枚 ラゲッジスペース土台 その1

4)600×100 2枚 ラゲッジスペース土台 その2

多少ぐらつきますが、室内壁に接して設置すればOKと思います。

天板は9mm厚で2分割となっています。

5)1200×600 1枚 ベッド天板

6)800×600 1枚 ベッド天板

ニスで塗装しました。

実際に設置しました。

しっかりしていて乗ってもぐらつきません。

さて最後は、

サイドテーブルのパーツ。ポイントはタイヤの切り欠きと、傾斜した3列目シートの背もたれに合わせてカットしたところです。実際に材料を当てて、現物合わせでカットします。

7)800×H630 2枚 サイドテーブル土台

8)700×H100 2枚 サイドテーブル土台

組み上げたところ。

9)幅800×前後700 1枚 サイドテーブル天板

ニスで塗装しました。

広いテーブルとなり、キッチン台としてガスコンロをおいて、ちょっとした煮炊きができそうです。換気要注意ですが、サンルーフを開ければ問題ないと思います

完成です!後方より。

前方より。

インフレータブルマットを敷きました。

使わない時はシート間の土台をしまって、天板をずらし重ねて、マットは折りたたんでおきます。

シンクはこの上に流しを置いて、電池式シャワーを取り付けます。下のタンクは片方が水道水、もう片方が汚水となります。

寝心地最高ですよ!!(寝ているのはうちの子)