あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

キャンプ用木製ローテーブルの製作

10月の連休に、小学生の娘と二人で能登

キャンプに行く予定なのですが、

今回はNEMOのタープを使ってロースタイルの予定です。

コールマンのキックバックチェアというローチェアも新調したので

ローテーブルを作りました。

デザインはよくあるお高い「アレ」です。

天板に細い板がすのこ状に並んでいるものです。

でもあれは高い!!

1万円前後、高いと2万円近くする!!

木製だし、じゃぁ自分で作ろう、ということです。

材料は、家にあった杉材。

たったこれだけ。

軽くするためにALL杉にしました。

ヒノキや松、ツーバイ材を使うと重くなりますね。

材料費はたぶん2000円以下くらいかな?

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天板のサイズは500×1000

天板の高さは400

です。

材料

①天板 85×10×500 11枚 

②天板支え 30×40×1000 2本

③足の開き止め材 30×40×400 2本

④足 30×40×400 4本

⑤足の固定材 85×10×340 2枚

以上です。

不要な作業かもしれませんが、

②天板支えの角を斜めに落としました。

設営した時に、天板下の部材を目立たなくするためです。

①天板は角をサンドペーパーで落として、滑らかにしました。

④足は、収納時に回転するので、少なくとも片方は丸く削ってあります。

あとでここにボルトを通す穴を開けます。

まず②と③をビス止めしました。

コーススレッドでも、割れを防ぐために下穴を開けました。

③の木材は、収納時の出っ張りを防ぐために、もう少し薄い材のほうが

良かったかもしれません。今回は厚さ30mmを使っています。

開いたときの④足の角度や高さを見て、位置を決めます。

ここでは②天板支えの端から87mmにしましたが、

あとで思ったほど足が開いていなかったので

100mmくらいのほうがよかったようです。

その代わり高さが低くなりますが。

今回はこれで高さが400mmになっています。

いったんビスで仮止めして、

ビスで開いた穴に合わせてドリルで穴あけします。

ここではM6のボルトを使うので、穴の直径は6mmとなります。

②の天板支えにも穴を開けます。

穴はできるだけまっすぐ開くように注意しますが、

結構斜めになってしまったので、

丸い棒状の木工ヤスリで調整しました。

ボルト留めします。

ボルトのナットは、緩みを防ぐためにナイロンナットを使っています。

これだと開け閉めしてもボルトは緩みません。

足が取り付けられました。

角が直角になっていることを確認してから、

⑤足の固定材を取り付けます。

土台が完成!

足がやっぱりガタつくので、ノコギリで削って調整しました。

アバウトに作っているので、そうピッタリは行きませんね。

足の先の加工は、最後の方がいいかも。

天板を並べます。

まずは木工ボンドでくっつけて

次に真鍮釘で固定します。

仕上げはキヌカオイルで。

特に足は地面に着くので、しっかり塗っておきます。

完成です。

天板の板がもっと細いと、売っているのと同じようになりますが、

家にある余った材料を使ったので、若干イメージは異なります。

今回は長さが1000mmなので、この85mm幅でもなかなか良い感じです。

たたんだ状態。

杉で作ったので、かなり軽くなりましたよ。

加工も楽なので、作るなら杉がオススメです!

40センチの高さは、コールマンのキックバックチェアにピッタリとなりました。

幅100cmでも4人は無理ですね。

4人なら120cmは欲しいところですが、車への積載の問題もあるので

60cmを2台ですかね。

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実戦デビューが楽しみです。