あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

バラの株元へ、落ち葉+米ぬか施肥

あぐりんファームのバラ園では、バラとクレマチスが多数育っていますが、雑草を抜かない叢生栽培で、施肥と防除は最小限(年に1回だけ)でやっています。

今年は初めての試みとして、株元に落ち葉と米ぬかを撒く、ということをやってみました。

落ち葉は近くの公園で、大量に集めます。

集めた落ち葉のほとんどは腐葉土箱へ入りますが、1m四方のネット袋6袋分をバラ園に当てます。米ぬかは近くのコイン精米機で大量にゲットしてあります。

で、芝刈り機登場。なんの関係があるのか、と思われるかもしれませんが・・・、

落ち葉を広げて、芝刈り機で突っ込みます!!

すると、落ち葉がほどほど粉砕されます。というのは、落ち葉をそのまま撒いたのでは風で飛んでいってしまいます。このように粉砕すれば、隣同士引っかかって風で飛びにくくなります。隙間が少なくなって落ち葉の密度が高くなるので、株元にたくさんの落ち葉が撒けますし、その後の分解も早くなります。

粉砕落ち葉の完成。

これを株元に撒きます。

その上に米ぬかを散布。1株あたり、シャベル2杯分くらい。肥料と言うより、土を豊かにするためのものなので、決まった量はないと思います。

シャベルの先でちょちょっとつついて落ち葉と米ぬかを混ぜます。米ぬかは落ち葉の中に落ちて見えなくなります。

これから雪が降ってきますが、雪の下でゆっくり分解し、来春には土表面の良い腐熟層となっているはずです。楽しみですねー。