あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

北陸の冬を楽しむ季節

だいぶん雪も積もってきて、北陸の冬を楽しむ季節となりました。

雪が降ると、子供と犬は喜びますが、大人はだいたいうんざりします。が、私はどちらかと言うと子供寄りですね!!もちろん除雪等面倒ですが(除雪機もありだいぶん楽です。)、バックカントリースキーが楽しめますし、庭や畑の仕事は無いので木工室にこもって物を作ったり、薪割りをしたり、夏とは違う仕事をして楽しむことができます。雪が降るお陰で1年の生活が2パターンできるわけです。

太平洋側の冬が羨ましいと、移り住んだ最初はそう思うこともありましたが、いまでは夏の生活と冬の生活、その2つを、季節によってスパっと気持ちを切り替えて楽しむことができ、それも楽しいことだと感じています。1年で2度おいしい、ということです。

子どもたちもそりで遊んだり(引っ張らされるのは私・・・)、雪だるまを作ったり、泥の代わりに雪でままごとしたり、それは楽しそうです。

私も雪の降った夜は、犬の散歩にバックカントリースキーを履いて出かけます。リードは腰ベルトにカラビナを付けて留めておきます。

ある程度圧雪された道路はスピードもそこそこ出るし、また空き地や公園の新雪を進むのも楽しいものです。車もほとんど通りませんので、道路のど真ん中をスキーでガーッと滑っています(笑)。こんなこと、町中ではできませんね。(いえ、田舎でも誰もいませんって・・・。)

冬の2大仕事は薪割りと、木工仕事。

年末年始で作製した木工作品を紹介いたします。

お正月休みは天気も悪くあまり外で遊べませんでしたので、いろいろ作りました。まずはCD&DVDラック。屋根の傾斜に合わせて、段々にしました。現物合わせってやつで、いちいち測りながらやりました。縦の板は2×8材、棚の板は1×8材です。

靴ラック。土間に設置。私のは横向けに、子供のは縦に2足置けます。600mm長さの2×4材に250mm間隔でルーターを使い12mmの溝を掘り、その溝に12mm厚のシナ合板をはめ込みます。合板の角は丸く加工してあります。木の保護のためキヌカオイルを塗布。

リビングの一部にハンガー掛け。柱から柱まで3600mmほどありますが、以前はここに巻取り式のワイヤーを張って、服や洗濯物をぶら下げていました。檜の角材に穴を開けて、角も丸くして丸棒受けに、メラミン棒は直径20mm。

木製の丸棒に濡れたものは干しにくいので、棒とは別にもう一つ小さい穴を開けてキャンプ用のロープも張っています。これで洗濯バサミも使えます。

年末に作ったものですが、土間の勝手口に棚を製作。奥のは高さ2m50cm程。2×4材、シナ合板、30mm角材で作りました。もともと既成品の棚でしたが、「負の遺産」って感じでしたので木で作りなおしてホッとしました。置きたいものは決まっているので、棚のサイズはそれに合わせて設定しています。ジャストフィットです。

家の中、まだまだ手を加えたいところがいくつかあります。冬の生活をじっくり楽しみたいと思います。