あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

子供用シェルフ(棚+洋服掛け)の製作

今、リビングにあるスチール製のラックを順次自作木製に変更していますが、最後は子供用のラックです。

大体の案を紙に書きだします。

それをjcadで正確な図面にします。

材料は柱は2×4材、棚板は1×4を各段4列で、棚受けは30ミリの角材、洋服掛けは24ミリのメラミン棒です。

仕切り板が入る溝はトリマーで、治具を使い真っ直ぐ掘ります。

洋服掛けの棒が入る穴は24mm。ボール盤でも力負けするので、ゆっくり少しづつ掘って行きます。

棚のビスは端の方に来るので、木が割れないように下穴をあけます。

木材の接合にはビスケットを使った継手加工をします。。

マキタのジョイントカッターを使います。

ジョイントカッターで切った溝に木工ボンドを付けたビスケットを差し込んで、クランプで圧着します。

全部で3組、作りました。

塗装は柿渋。この商品は本塗り用と仕上げ用があります。

全て塗装して棚受けをビス止めします。

柿渋塗料は自然な色合いで、子どもたちにも無害なので好んで使っていますが、塗りたてはゲロのような匂いがします。匂いは数日で消えます。長く使っていくと深みのある色に変化していくそうです。

洋服をかけるためのメラミン棒。先端は一部加工して、溝と顔(!)を掘りました。

顔はご愛嬌ですが、ミニルーターで溝を掘ってマジックで色付け。

設置場所で棚をビス止めしていきます。リビングで作業しているので子どもたちが棚に乗ったり、ビスを渡すのを争ったり、まとわりついてきて楽しく作業が進んでいきます。

洋服はハンガーが2段で掛けられるようになっています。上は外に飛び出して外にも掛けられるようにしました。

で、この飛び出した部分が顔加工したところ。高いところにあるので、言わないと誰も気が付かず・・・。

横に犬のゲージがあるので、棚にあるものに犬が飛びつかないように側面の下半分はシナ合板をはめ込んでカバーしてあります。このために溝掘りをしたわけです。犬のほこりも防ぎます。

完成!さっそく下の子がハンガーをたくさん持ってきて、洋服を掛けました。棚は絵本を置いたり、着替えが入るカゴを置いたりしています。

製作はちょっと一段落です。秋に届いた4トンの原木の薪割りももうわずかで終わりです。4月から始める予定の工房増築の設計図面を進めるつもりです。