あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

薪の音

「薪の音」と言うと、「あぁ、薪が燃えてはぜる音ね」と思われるかもしれませんが、そうではありません。

薪は乾燥中、常に音を出していることをご存知でしょうか。

外で乾燥させていると、風の音や木の葉の擦れる音などにかき消されて聞こえないかもしれません。

静かな場所なら薪が乾燥していく音が聞こえます。

それほど耳を傾けなくても、「ピキピキ」「パチパチ」という音が、無数に、何十も何百も重なって、常に、聞こえます。これは薪が乾燥してきて木の繊維が1本1本弾ける音だと思います。

今度、薪棚を見つけたら、目をつむってそっと耳を近づけて聞いてみてください。きっと不思議な感覚にとらわれますよ。