あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

ブドウ棚のセルフビルド、基礎工事

ほんとうにようやく、という感じで、ぶどう棚の工事を始めました。

この単管小屋の撤去を2月からボチボチ始めて、(この手前にも壁があり、中に物がぎっしり詰まっていた。)

GWも過ぎて、ようやく撤去完了。

水盛り遣り方をして基準となる水平面を出します。

作った大きな直角定規を使って水糸を張ります。

9本の柱の位置が決まるように6本の水糸を張ります。それぞれ直角に交わっているはずです。

柱間の距離は、遣り方の板からの距離で、足し算して出します。板から交点までの長さ+設計した長さですね。

交点の下に建築用スプレーでマーキングします。

そして9ヶ所、必死に穴掘り。1日中穴掘り。1-2個掘ったら嫌になり、別の庭仕事を5分位して、また始めます。

45cm四方、深さも45cmほど。

地面が硬いと泣きそうになるので、穴掘り用のスコップ2種類以外に、秘密兵器のエンジンオーガー(穴ほり機)を使います。これがあるとないとでは大違いです。

穴底に砕石を10cmほど入れて、全て水糸からの深さ距離を同じにして、空モルタルを少々入れて、その上にフェンスブロックを置きます。

正確に水糸の交点の真下にあるか、フェンスブロック自体が水平か、水糸からの距離が揃っているか、を確認します。

水糸の交点の真下にあるかどうかを調べるのには、こんな下げ振りを使って、正確に真上から覗き込みます。

あと2個、というところで、砕石が足りなくなり、今日はここまで。