あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

キャンプに!フォールディングテーブルの製作

夏休みのキャンプ旅行まであと3日ですが、

そんな直前にキャンプに持っていく折りたたみテーブルを作りました。

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完成画像から先にお見せすると、

こんな感じの、よくある「アレ」です。

ガーデン用フォールディングテーブルってやつですね。

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今回は図面も作らず、思いつきで進めていきました。

では、制作手順を。

まず足は、30mm角材、長さ700mmを4本用意。

テーブルの天板につく方の片側は、回転する都合上、必ず丸く削っておかないとダメだと思います。

今回は4本とも削ってしまいましたが、2本削れば十分だと思います。

角材を2本セットにして、穴を開けます。

穴の位置は中心よりも少し上のほうがいいと思います。

今回は700mmの長さのうち、上方300mmで穴あけしましたが、実際に作ってみるともうちょっと上の方が安定して良さそうです。250mm位でしょうか。

M6サイズのボルトなら、穴あけは6mmでキッチリです。

ボルトの頭が埋まるように、10mmでさらに掘りました。

ここで使うボルトセット。丸いリングが一組多いですが、足の開閉時に滑りを良くするために木材用の大きなリングを間に追加しています。

ナットはナイロンナットを使って、開閉しても緩まないようにしています。

まずは仮止め。

足と足の間には先ほどのリングが入っています。

ボルトなんて使わず、コーススレッドや木ねじを打つだけでも十分だと思います。開閉しても外れることなんて無いと思います。木ねじでも間にリングを入れることはできます。それなら下穴もいらないしビスを打つだけでOKです。コーススレッドは細いので、もうちょっと太い木ねじのほうがいいかもしれません。

次に天板を作ります。

18mm厚の角材を使って、600×500のサイズにしています。

真鍮釘を使うとおしゃれですが、木工用ボンド必須で、ここでは内装用のスリムビス38mm長を使っています。

裏はこうなっていて、角材は450mmの幅で固定しています。

ビスのサイズが上手く合えば、裏からビス打ちすれば表面はきれいになりますね。

先ほどの足を一回バラして、天板にビスで仮止めします。

仮止めと言いましたが、このままでもいいと思います。やっぱり強度の問題で、コーススレッドより木ねじの方がいいと思います。

固定する位置は、今回両端から100mmとしました。

足が回転するスペースを確保するために、端材で薄い板を作り、隙間に挟んでから足を固定しています。

ビス止めのままでもいいですが、今回はボルトでとめるために下穴をあけます。

ここでも滑りを良くするために間に木材用のリングを挟んでいます。

ボルトの頭が出ないように、カットしました。

これで4本の足が折りたたんだ状態で設置されました。

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次に左右2組の足の間を渡す材を固定します。

上部は最初に丸くカットしてしまったので、それに合わせて丸棒を木工用ボンドとビスで固定。

もし丸くカットしていなかったら、角材を代わりにつけるか、または60mmくらいの板をそのまま固定していました。

足の下の方は薄い板を幅分測って、内側の足どうしを固定。

反対側は外側の足どうしで固定。

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いよいよ最後の工程です。

固定していないフリーの方の足がはまるように、同じ大きさの角材を固定。

さらにテーブルを持ち上げても足が外れないように、プレートを固定。

こんな感じです。

たたむとこんな感じです。

表面、たたんだ状態。

天板にキヌカオイルを塗って、

完成しました!!

2時間ちょっとでできました。

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ではお披露目!!

たたむと厚さは48mm!!

ひらくと木のぬくもりのやさしいテーブルが!

キャンプで使うのが楽しみです。