連休も半ばですが、良い天気が続きます。
それでも山の家は標高が高めなので、朝晩は冷えてしまいます。
なので、もう5月なのですが、いまだ薪ストーブを使っています。
今日は、今シーズン最後の、煙突掃除をすることにしました。
で、
今回使うのは、イギリス発「ロッドステーション」という、
屋根に登らなくても、煙突のトップまで掃除できる煙突ブラシを試すことに。
煙突掃除で一番大変なのは、やはりトップの掃除で、
ヘルメット、安全ベルト、滑りにくい靴を装着して決死の覚悟で
登りますから、もしこのツールが有用であれば大変助かります^_^
普段はその屋根上りを1回で済ますために、トップの交換制を取っていて、きれいなトップを紐で背負って登り、交換、汚れたトップをまた背負って降りて、きれいにして保管する、というやり方でした。
さて、ロッドは先端に、刈払機のナイロンカッターのようなものがついています。
ロッドの下端には、電動ドリルを取り付けます。
インパクトレンチのようなものでは細くてだめで、ドリルじゃないと形状が合いません。
そこにアダプタを取り付けます。
煙突の接合部を外して、薪ストーブ用掃除機も準備完了!
煙突の内径よりも、ロッドのナイロンのほうがずっと大きいですが、柔らかいので問題なし、様々なサイズに適合しそうです。
モンベルの煙突掃除袋を被せて、いざ開始!
ではなくて…(^_^;)、
今回の一番の目的は、
・本当にトップまできれいになるのか?
・どれくらいきれいになるのか?
ですから、屋根に登らなくてもいい煙突ブラシを使うのに、屋根に登ります!!
新緑でむせ返るような、気持ちのいいワクワクする空気に満ちています。
が、
振り返ると(゚д゚)!
草がボーボーなのが、煙突掃除以前に気になる…(-。-;
だいぶん古くなった自走式草刈機を、急遽出動(-_-)
スッキリ^_^
田舎暮らしあるあるで、何かをしようと畑を移動中に、別のなにかに気がついて作業してしまい、なかなか目的にたどり着けない、というのがありがちです。
さて、今度こそ、
屋根にはしごを掛けて、登ります!
トップの外枠は、そこそこ煤が付着していますが、大丈夫そうです。
この外枠は、いまはきれいですが、このトップでは内筒が鳥が巣を作らないように網で覆われているので、ロッドステーションではきれいにならないと思います。
外してひっくり返すと、内筒は壁面に煤がたくさん付着しています。
確認できたので、一旦降ります~。
5月は、新緑が美しく、気温もちょうどいいので、これから畑仕事・庭仕事が始まる、そのワクワク感でいっぱいになり、1年でもっとも楽しい季節です。
花粉症さえなければ…(=_=;)
さて、ようやく掃除開始します!
ドリルで回転させつつ小刻みに往復し掃除、ドリルを外してロッドを継ぎ足し、延長させていきます。
トップまで行くとそれ以上上がらなくなるので、そこでしっかりと回転させ十分に掃除します。
終わったら、確認するべく、再び屋根に登ります。
ロッドは降ろさないで、突き当たったところで
そのまま残しておきます。
屋根の雪止めには、さっき無かった煤の破片が落ちています。
これは期待できそうです!
屋根に登ってトップを外してみると、ちゃんと先端までロッドのブラシが届いていました。
今回一番大事な内筒の汚れですが…
すごい!、ちゃんときれいになっていますヮ(゚д゚)ォ!
残念ながら外筒はそもそもブラシが届かない構造なので掃除できませんが、トップの構造によっては、一度も屋根に上らず済ませることができそうです。外筒が掃除できなくても、登る頻度は減らせそうで、中だけ済ませておこう、というときはこのロッドステーションで行けそうです。
自分で行っている方は、怪我や転落事故などのリスク軽減に、業者さんに依頼している方はコスト削減に良いのではないでしょうか。
ただし、ドリルがいるのと、お持ちのインパクトでは間に合わない可能性があるのだけ注意です。ドリルもバッテリー式じゃなくて、コード付きの電動でしたら安価ではないかと思います。
ロッドのお値段は…、結構高いです(^_^;)