あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

秋の薪割り再開

薪割りにはちょうど良い季節になりました。

 

夏の間、暑いですから、薪割りはおやすみ。

数えたら、あと30本残っていました。

 

夏の間、置いておくと原木は木口がからからになって、

割りにくくなります。

 

玉切りした原木は、「ナマモノ」。

その日食べる分だけ(割る分だけ)切ります。

 

情けない話ですが、腰に持病があって、

腰椎の椎間板が3箇所、もうダメになっています。

ですので、こんなパワーショベルは、もう神の助けです。

 

前は排気量50ccのハスクバーナ製チェーンソーを使っていましたが、

いまはもうすっかり、このバッテリーチェーンソーの

お世話になっています。

 

エンジンチェーンソーよりも、断然手軽です。

プラグの心配も、混合ガソリンの手間もなく、

エンジンがかかりにくくて汗だくになることもなく、

ホントに楽です。

 

欠点はバッテリーの持ちが悪いこと。

5本切ったら、空になります。

予備のバッテリーもなかなかのお値段となります。

 

本日のノルマ。原木5本分。

 

愛用している斧は、ヘッド2キロのもの。

以前は和斧とか、もっと軽い斧とか、使い分けていましたが、

最近は全て、これ1本でやります。

 

手袋は、GORGONZのものをずっと愛用。

いろいろ試しましたが、今はこれしか使っていません。

 

ズラーッと並べて・・・、

 

 

移動しながら、次々割っていきます。

 

常々、薪割りはスポーツだ、と言っていますが、

まさにそのとおりだと思っています。

 

木口の木目を見て、割る方向を決め、

呼吸を整え、1点めがけて斧を振り下ろす。

パーンと、薪が吹っ飛ぶ。

 

このとき、邪念があったり、気持ちが中途半端だったりすると、

なぜかきれいに割れない。

 

なので、薪割りは、弓道に似ているのではないか、と

思っています。

 

さて、11月の後半には、今年の新しい原木が8トン届くので、

それまでに残りを片付けなければ、です。