あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

冬作の植え付けと種まき

暑かった夏も嘘のように急に涼しくなり、半袖じゃ肌寒い日も・・・。

9月に入ると、採れていても、なんとなく「いまさら夏野菜・・・」という気分になり、畑もリセットしたくなります。

9月初めにジャガイモの植え付けをしました。品種はデジマとニシノユタカ。いま現在、もう地表に発芽しています。

あぐりんファームでは珍しく耕耘機で耕起して、溝を掘り、足で幅を取りながら種芋を置いてゆきます。

あぐりんファームでは不耕起栽培を主としていますが、2歳の息子の名前が「耕」なので、全くの不耕起も主張しづらく、ジャガイモ・サツマイモは今年から耕起しています・・・(^_^;)

イカの区画は、家族みんなスイカに満足し、もうこれ以上食べられないところまで行ったので、すっかり整理しました。ここを今年の冬野菜の畝と決めました。腐ったメロンの甘い芳香が漂います。

不耕起で、ホーラーを使い植え穴を掘り、堆肥と少々のぼかし肥を入れてまた埋め戻します。

キャベツは早生の「初秋」、晩生の「とくみつ」(増田採種場)。ブロッコリー、茎ブロッコリー、畑の宝石ロマネスコ。ハクサイは早生品種と中晩生品種をチョイス。愛知白菜と加賀白菜はまだ育苗中。悲しいかな、古種で、発芽率5パーセント・・・。6ポット中1個しか芽が出ず、それぞれ1ポットずつ。

種まきしたのは、大根。ハクサイに懲りて新しい種を買った源助大根、ハクサイに懲りずに古種を蒔いた福井の山田ねずみと、そばの薬味に最高の辛さ!!岩手は遠野の暮坪カブ。

今年はこれでおしまい。なにか今年の農作業がもう終わってしまったような気分です。

畑は暇になりますが、家づくりが多忙となり、今月末の完成に合わせて内装の珪藻土塗りを急がなくてはいけません。一部外壁塗装もまだ残っています。完成直前には床のワックスがけも!そして来月はいよいよ引っ越しです!!目の前が畑って、考えただけでも最高です。

11月に入ると北陸の天気はずいぶんと悪くなってしまうので、あと1ヶ月ほど、フィールドでの作業を楽しみたいと思います。そして今年の冬は真新しい木工作業小屋で、物作りに専念するつもりです。

なんか今年のまとめみたいになってしまいました・・・。