あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

ヴィポキルヴェスで焚き付け作り2013

昨年からヴィポキルヴェスで焚き付けを作っていますが、作った焚き付けはとても便利で薪ストーブの着火がスムーズです。

今年は更に工夫を加えました。ヴィポキルヴェスに向く素直な玉切り材を選んで、上下2本ゴムバンドで巻きます。

その状態でまず普通の斧でひと割して2等分、または並行にふた割して3等分します。

そしてヴィポキルヴェス登場。

短く持って乱打し細かくします。ゴムバンドで止めているのでバラバラになっても倒れません。

焚き付けがたくさんできました。

こちらは平行に3等分。

斧で割った方向と垂直に、乱打していきます。途中で90度回転させて、さらに乱打。ゴムバンドで止めているので、細かく割れてもやっぱり倒れません。

またまたたくさんできました。

コンテナに入れて1年乾燥させます。

ひとシーズンで20個くらいは使いそうです。1年乾かすと、カランカランと乾いた高い音がして気持ちいいです。

今年も焚きつけ作りにヴィポキルヴェスは大活躍です。

ちなみに、ヴィポキルヴェスのホームページで実演ビデオがありますが、そこで割られているのは日本にはあまりないとおもわれる素直な大径の木です。日本の雑木ではそんな素直なものは少なく、節があったり曲がっていたりしているので、普通の薪割りとしてヴィポキルヴェスを使うのはちょっと無理があると思います。