あぐりんな暮らし

agriculture(農)+ing(現在進行形)で「あぐりん」。自給自足の里山での生活、木の家、薪ストーブなどの火のある暮らし、エネルギーの循環を目指したパーマカルチャー、自然農・不耕起栽培をヒントに雑草を利用した古くて新しい農法、などなど、楽しみながら試行錯誤し実践しています。

固形燃料で楽々はんごう炊飯!!~トランギアメスキットと富士山ストーブ

ソロキャンプでご飯を炊く時、ガソリンストーブだと火力が強すぎて調整が厄介。おこげを作ってしまうこともしばしば。

おこげ?、いいじゃないの。

って言うかもしれませんが、おこげ、嫌いです。なぜなら歯に挟まるから。当然、焼きおにぎりも嫌いです。

調べてみると、固形燃料で簡単にできるようなので試してみました。飯盒はトランギアメスキットです。

固形燃料は、旅館でよく出るアレです。

まずはファイヤーボックスナノストーブ。

ちょっと距離が・・・。炊けるには炊けましたが、もうちょい燃料と飯盒が近づいてほしいかな。熱が逃げていて、火力不足を感じます。

次にエスビットポケットストーブ。

こちらは普通に炊けましたが、ソロキャンプ実戦で投入したところ、このストーブのゴトクが不安定。飯盒の重みで閉じかかってしまったり、やっぱりちょっとイマイチ。

最後に!

ついに出ました。Be-pal特製富士山ストーブ。

4つのパーツで構成されていて、

組み立てるとこうなります。横から見ると富士山の形(のはず)。

固形燃料はぴったりサイズで入ります。

ご飯は無洗米で、一度水に浸してからお米が流れない程度に水を捨てて、

そこから一合分の水+40mlでちょうどリベットの中央に水の上端がきます。飯盒が必ず水平とは限らないので、僕は水の量を計って入れています。

30分ほど浸けておきます。

点火。熱の漏れが少ないようでいい感じです。

炎がすべて飯盒の底面にあたっています。

噴き出してきて蓋が開いてしまうので、重しを載せました。実戦では僕の場合、缶コーヒーがここに載ります。

20分ほどで燃料は燃え尽きるので、ストーブからおろしてひっくり返し10分ほど蒸らします。実戦では自分で作ったコージーに入れて保温します。

できました。いいようですよ!!

ノーおこげです!!

これで僕の炊飯セットが決まりました。

トランギアメスキット、富士山ストーブ、固形燃料。

他に使えるものがないか、また試したいと思います。